レジオネラ対策

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死をもたらす「レジオネラ症」
温泉施設、プール、空調設備でまず一番に気をつけないといけないのが、人への安全面です。 特に水を介した感染症は深刻な問題で、死に至るレジオネラ症の発生は絶対に避けなければなりません。 レジオネラ症は、レジオネラ属菌が原因となって引き起こされる比較的軽症なポンティアック熱と、肺炎を中心とするレジオネラ肺炎があります。 2つの症状のうち特に重大な問題となるのが「レジオネラ肺炎」です。 レジオネラ肺炎にかかると、高熱や呼吸困難、ときには意識障害などに陥り、死に至る危険性があります。
レジオネラ症とは・・・
レジオネラ肺炎
急激に重症化し、死亡する危険性がある。
主な症状
高熱、呼吸困難、筋肉痛、吐き気、下痢、意識障害
ポンティアック熱
一般的に数日で治ることが多い。
主な症状
発熱、寒気、筋肉痛
発症施設にふりかかる莫大な負担
レジオネラ肺炎にかかりやすいのは、抵抗力のない乳幼児やお年寄り、免疫力が落ちている病人、さらには飲酒量の多い人やヘビースモーカーも対象に入ります。
実際に温泉施設や入浴施設などで感染し、死亡した事故が国内でも報告されています。 レジオネラ症が発生した場合、その施設は業務過失致死の管理責任が問われ、営業停止、設備改修、損害賠償など多大な打撃を受けることになります。

レジオネラ症報告数

レジオネラ症の報告件数は年々増加傾向にあります。
全国的に見てもほぼすべての都道府県で報告数が増加しています。
報告件数増加の明確な理由は不明ですが、以下のような可能性が考えられます。
近年のレジオネラ属菌検査手法の発達により検出されやすくなった。
近年のレジオネラ症患者数増加により医師の診断に考慮されやすくなった。
高齢者人口の増加(高齢者のレジオネラ症報告数が多い)。

レジオネラ属菌対策

温浴施設を利用される方々に安心して使っていただくためにも、人体へ多大な影響を持つレジオネラ属菌の対策は徹底しておかなければなりません。 菌が発生しやすい箇所とそのケア方法をご提案します。
■ レジオネラ属菌が発生する過程
① 付着
微生物が浴槽壁面や配管内部、ろ過装置、ろ過剤に付着
② 形成
微生物が粘液性物質を出した生物膜を形成
③ 寄生
生物膜に侵入するアメーバなどにレジオネラ属菌が寄生
④ 増殖
生物膜内部でレジオネラ属菌が増殖
⑤ 発生
レジオネラ属菌が浴槽内などに発生
レジオネラ属菌が発生する過程
■ 各施設それぞれの対策
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