空調用水

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空調用水とは
ボイラ、冷凍機、冷温水発生機には、水道水、工業用水、地下水、河川水を補給水として様々な水が用いられております。 各補給水中にはカルシウムやマグネシウム、溶存酸素といった様々な不純物が含まれており、これら不純物により生じる障害を未然に防ぐ様、 薬剤や機器を用いて処理を行う必要があります。 また、適切な処理を行うことが、省エネルギー、省資源、省コストに繋がります。
空調用水のフロー図
補給水コスト抑制と障害対策の両立と、冷凍機の新たな課題
冷却水
循環式冷却水の利用は、産業用及び空調用に広く普及しておりますが、補給水コスト及び排水コスト抑制のために濃縮を高める方向にあります。 その影響により、スケール障害やスライム障害が発生しやすい状況となっております。 従来は、補給水コスト抑制と障害対策の両立が水処理の重要な課題でしたが、冷凍機の高効率化も新たな課題となっております。
冷温水・蓄熱槽水とは
腐食障害を未然に防ぐこと
冷温水・蓄熱槽水
冷温水及び蓄熱槽水は空調用水として広く使用されております。 密閉式冷温水系統であれば、通常は系内の溶存酸素が消費された後は腐食が生じにくい系統となりますが、何らかの要因(ポンプからの漏水など)により定常的に溶存酸素を含む補給水が系内に供給されると、腐食障害に繋がります。 また、開放式蓄熱槽水系統であれば定常的に酸素が供給される条件となるので、より腐食障害に注意が必要です。
ボイラは工場の生産、発電、空調など様々なエネルギーの心臓部
ボイラ水
産業用、空調用など、ボイラは広く使用されておりますが、省スペースや熱負荷変動への対応のため、小型貫流ボイラの普及が進んでおります。 小型貫流ボイラは従来のボイラと比較して保有水量が少なく、水質が変動しやすい機器であると言えます。 そのため、硬度リークチェックやブロー管理、薬注管理をよりきめ細やかに行う必要があります。
対象施設
オフィスビル、駅ビル、ショッピングセンター、百貨店、工場、病院、ホテル、研究所、リゾートレジャー施設(フィットネス施設、プール、温浴施設、ゴルフ場など)、学校、地域冷暖房施設、空港 など
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