プール水について
一般的に、プール水に対する水質の良否は、視覚による清潔感によって判断され、公的水質基準を満たしていればよいと考えるケースがほとんどのように見受けられます。
ところが、これらは必要最低条件を満たしているに過ぎず、より適正な水処理を行えば、よりハイグレードな水を作ることができます。
例えば、従来の考え方として、「人がたくさん入れば水が汚れるのは当たり前」「汚れたら水を入れ替える」ということが一般常識となっていますが、これでは適正な処理がなされているとは言えません。
浴槽水について
温泉や浴場は癒しの場として古くから親しまれてきました。
しかし近年、この温泉、浴場水にレジオネラ属菌が検出され、深刻な感染症を引き起こす原因として問題視されています。
入浴者の健康と安全のためにも、レジオネラ属菌対策を含めた浴場の衛生的な管理が急務なのです。
入浴者の健康を維持するためには、厚生労働省の指導にもあるように施設の管理者による、日常的な浴場の衛生的管理が必要です。
対象施設
リゾートレジャー施設(フィットネス施設、プール、温浴施設、ゴルフ場など)、病院、ホテル、老健施設、学校 など