スライムによるお悩みを解消
冷凍機開放点検時のスライムの付着、冷却塔への藻の大量発生、レジオネラ属菌の検出にお困りではありませんか?
スライム、藻の発生原因と起こり得る問題と合わせて、日常管理によるスライム対策をご紹介いたします。
弊社の特許技術であるBMP(Bio Managing Program)処理は、それぞれの設備に応じた最適な殺菌処理を行うことにより、スライムのお悩み解決に貢献します。
スライム、藻が発生する
開放型の冷却水系統は、砂塵とともに外部から持ち込まれた微生物が生物膜(スライム)を形成します。
外部から持ち込まれる微生物を防ぐことは困難で、水温も35℃前後と微生物の繁殖に適した環境のため、対策を行わないとスライムや藻は繁殖してしまいます。
冷却塔内を物理的に洗浄するだけでは、配管内や冷凍機の銅チューブに付着したスライムが残り、高圧カット、熱効率の低下などの障害発生の原因となります。
冷凍機の銅チューブにスライムが付着すると、LTDを上昇させる要因となります。
一般的に、LTDが1℃上昇すると熱交換効率を2~3.5%低下させると言われています。
熱交換効率が低下した分だけ無駄なエネルギーを消費することになります。
※LTDとは?・・・冷凍機冷却水系伝熱管の汚れ具合を簡易的に診断するために用いられる指標で、凝縮器における冷媒と冷却水の出口温度を測定して求めます。
LTD = [冷媒出口温度] - [冷却水出口温度]
スライムの発生による問題は、設備内だけにとどまりません。
細菌の代謝や増殖による悪臭の発生、泡の周囲施設への飛散、レジオネラ属菌の繁殖など、周辺環境にまで悪影響を及ぼすため、日常的なケアが不可欠です。
BMP処理によるスライムコントロール
薬剤を添加している場合でも安全に防ぐことは難しく、殺菌剤添加量が不十分などの理由で、系内にスライムが繁殖する場合もございます。
TOHZAIはBMP処理による殺菌処理をお薦めいたします。
BMP処理は
バイオブレークAR、
バイオシスGRの2種の薬剤を系内で合わせて使用することにより、強力な殺菌効果を発揮します。
日常的に系内でのスライムの繁殖を抑制しつつ、銅チューブに付着したスライムを除去することでLTDを改善します。
スライムで汚れた冷凍機の銅チューブが劇的に改善され、清浄な状態を維持します。
汚れ・付着物による熱交換ロスがなく、高効率な運転を継続することで、エネルギーや水道代などを合わせた冷凍機運転のトータルコストの改善に貢献します。