地下水・雨水・災害用水

  • Ground water / Rain water 
    / Emergency Water 

水資源を効率よく利用するために

地球には約14億km³の水が存在しますが、その大部分は海水で、淡水はわずか1.6%と言われ、我々が利用できる水資源は非常に限られています。
近年の降雨パターンの変化や気候変動の影響を受け、都市部では上水の使用量削減や、降雨時の下水道負荷低減などの観点から、雨水や地下水などの水資源を有効活用することがますます重要になっています。
TOHZAIでは、適切な水処理管理を通じて、各種水源を有効活用し、最適かつ安全な水処理システムを提供しています。

主な使用業種工場、地域熱供給センター、病院、官公庁施設、学校 など

  • 1

    酸化剤・殺菌剤
    • バルスターDT
  • 2

    凝集剤
    • ハイクリーンPL
  • 3

    急速ろ過装置
    • AF シリーズ
    活性炭ろ過装置
    • ACY・ACC シリーズ
  • 4

    膜ろ過装置
    • MF(精密ろ過) シリーズ
    • UF(限外ろ過) シリーズ
    • RO(逆浸透ろ過) シリーズ

Problem

こんなお悩みありませんか?

地下水、雨水、災害用水では、既存設備の運用維持やコスト削減、BCP対策などに関してお問い合わせ
頂くことが多くあります。
よくお問い合わせ頂く事例と、TOHZAIによる対応の一例をご紹介します。

01

水道コストを削減したい

工場、病院、商業施設などでは、運用状況によって水道コストが上昇しやすく、コスト削減についてお問い合わせ頂く場合があります。
上水道料金に比べて単価の安い地下水を利用する事で、トータルコストを削減する事が可能な場合があります。
また、地下水の利用は水道コストの削減だけでなく、災害時における水ライフラインの確保(BCP対策)にも寄与します。

弊社の対応
  • 地下水の利用※1

    地下水は、膜ろ過システムや井水処理設備を導入することで、専用水道や雑用水として利用することができ、現状の水道料金と比較してコスト 削減することが可能です。
    TOHZAIでは、最適な処理システムをご提案し、お客様が安心して地下水を利用できるよう、高い対応力でサポートします。

  • 雨水の有効利用

    地下水利用以外にも、雨水を貯留してトイレ洗浄水や冷却塔補給水などの雑用水として有効利用することで、水道料金を削減可能です。
    ただし、雨水を雑用水として利用する際には、定められた水質基準を満たす必要があり、雨水利用に欠かせないユニット型ろ過装置「サワフィルターCFP」や滅菌装置などの機器を選定し、ご提案します。

コスト削減イメージ※1

地下水処理設備導入での収益推移

02

地下水処理に異状が見られる

地下水は使用用途とその水質に応じて、鉄やマンガン、有機物などの溶解物を除去する必要があり、除鉄・除マンガン装置や活性炭ろ過装置、膜ろ過装置などを組み合わせて処理を行います。
ただし、地下水は地域や掘削深度によって水質や水量が異なり、設備導入当初では想定の水質が得られていても、水質変動やろ過剤の劣化により、処理水が悪化・着色するほか、配管のつまりやその他設備に悪影響を及ぼす可能性があります。

  • 配管のつまり
  • 鉄による着色
    (左から鉄濃度0、0.5、5、10、50、100mg/L)
弊社の対応
  • システム全体の再検討

    現場を訪問してトラブル発生状況を確認するとともに、システムフローや運用状況の確認、水質分析を行うことで現場状況を把握します。
    問題を多角的に把握し、総合的に検討を行った上で、より良いトータルシステムや設備リニューアルのご提案を行います。

  • きめ細やかなアフターサービス

    TOHZAIでは、不具合の解消からその後のメンテナンスまで、設備を長期にわたって使用できるように、一貫したサポートを提供します。
    具体的なメンテナンス例として、処理水量が低下した現場での配管洗浄や、遠隔監視によるプラント稼働状況の把握、不具合の予防保全を行い、安定した運用を支援しています。

03

BCP対策を行いたい

近年、地震や水害などの自然災害が増加し、緊急時に被害を最小限に抑えるためのBCP対策が重要となっています。
TOHZAIでは、このような状況を踏まえ、水処理の観点からBCP対策を提案し、企業や施設が予期せぬ事態にも対応できるよう、安定した水供給や水処理システムの維持をサポートします。

弊社の対応
  • 貯水槽の衛生管理対策

    BCP対策として貯水槽を大型化・増設することで、貯留水の滞留時間が長くなると、残留塩素濃度が保持できなくなる場合があります。
    TOHZAIでは、自動塩素滅菌装置「ステリライザーSB」で貯水槽内の残留塩素濃度を監視し、自動で滅菌剤を注入制御することで、安全な水質管理をご提供します。

  • 災害時の給水対策

    災害時には停電や設備の故障により、プールや貯水槽に水があっても供給が困難となる場合があります。
    TOHZAIでは、電源不要で各水槽の水を手洗いやトイレなどの生活用水に浄化する災害用浄水装置「アピーザー」をご提案しており、最大で2,000L/時間(約670人分)の生活用水を確保することが可能です。

地下水・雨水・災害用水処理に関する
お悩みはTOHZAI にお任せください

  • 設備に異常がないか
    調査・点検してほしい

    (他社納品設備を含む)

  • 処理水が着色している

  • 設備の省エネによるメリットを

    算出してほしい

  • 設備の老朽化が進んでおり

    更新の費用を算出してほしい

まずは、お気軽にご相談くださいお問い合わせはこちらから

TOHZAIが選ばれ続ける理由

豊富な製品ラインアップとワンストップソリューションによる迅速な対応力で、

多くのお客様に選ばれ続けています。
お客様の現場を深く理解し、水質や現場状況に適した薬剤選定やラボ試験、

カスタマイズにも対応し、ニーズや課題に真摯に向き合います。

  • 01

    自動塩素滅菌装置
    災害用浄水装置など

    ニーズに対応する
    製品ラインアップ

  • 02

    水質やトータルコスト
    を鑑みた

    システム構築

  • 03

    各地域地下水
    雨水で

    豊富な実績

  • 04

    蓄積された技術
    ノウハウによる

    課題解決力

関連製品

お客様の現場状況に合わせた水処理薬剤や管理装置などのツールを取り揃えております。
地下水・雨水・災害用水の水処理はTOHZAIにお任せください。

もっとも標準的な地下水処理装置

除鉄・除マンガン装置
デアイロナイザーAMS

用途・水質・処理量に対し、適切な機種及びろ過剤を、豊富なラインアップから選定することが可能です。
ろ過塔の内面処理(FRPライニング等)により、耐食性・耐久性に優れています。

優れた耐久性を持ち合わせた処理装置

急速ろ過装置
AFシリーズ

炭素系ろ過材の使用により優れた除濁性能・逆洗効率を発揮します。
ろ過塔の内面処理(エポキシ樹脂塗装)を施し、配管はライニング鋼管を使用することで耐久性に優れています。

より安全な水質を得るために

自動塩素滅菌装置
ステリライザー SB

系内の残留塩素濃度を計測し、濃度に応じて薬注制御を行うので、残留塩素濃度を一定に管理する事が可能です。
残留塩素計は特殊電極を採用し、高pH領域等でも安定した測定が可能です。

災害時における安心の水源を提供

災害用浄水装置
アピーザー

除濁、活性炭処理、除菌処理後に塩素滅菌を行う徹底した浄水システムで、災害時でも生活用水を確保できます。
電源不要で運用可能です(カセットボンベ式、ガソリン式発電機を搭載)。

これまでに培ってきた水処理、メンテナンスなどに関する技術・ノウハウ・解析力で、

各種設備の最適化をサポートするアフターサービスの体制を整えています。

これまでに培ってきた水処理、

メンテナンスなどに関する技術・ノウハウ・解析力で、

各種設備の最適化をサポートする

アフターサービスの体制を整えています。

自社営業員による維持管理

経験豊富な営業員が現場を訪問し、水質状況の確認や現場機器のメンテナンスを行い、設備の維持管理をサポートします。
さらに、工業用内視鏡などの各種検証ツールやIoT技術を活用し、状況を把握します。

各種分析

グループ内には分析・試験機関が設置されており、各種水質分析、菌類検査、試料の定性分析などを実施することが可能です。
また、様々なラボ試験を行い、課題解決や最適な水処理のサポートを行います。

コンサルティング

ヒアリングや現場設備の調査を通じて、お客様が抱えている課題の顕在化を行います。
水質分析・各種解析データを基に、多角的な視点から課題解決や最適な水処理システムのご提案を行います。