
ボイラ水
- Boiler WATER
蒸気を安全に、効率よく
水から蒸気や温水を発生させるボイラは、生産・発電・空調などの設備のエネルギー源として利用され、安定した運用が求められる機器です。
ボイラ内部や蒸気復水配管など、蒸気生成ラインでは障害が発生しやすいため、機器の安定運用と効率を維持すると同時に、安全性と環境に配慮したボイラ水処理が重要です。
TOHZAIでは水処理薬品を使用した障害対策に加えて、ボイラプラント全体を広く見渡し、省エネにも寄与する水処理を提供しています。

主な使用業種工場、地域熱供給センター、病院、商業施設、ホテル、オフィスビル など
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1
- 複合缶内処理剤・清缶剤
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- ニューベスコンEXTRA シリーズ
- ニューベスコン シリーズ
- ベスコン シリーズ
- ポリトーザイ シリーズ
- 復水処理剤
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- デオックス シリーズ
- 脱酸素剤
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- デオパック シリーズ
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2
- 洗浄薬剤
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- ハイクリーンQB
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3
- 樹脂洗浄剤
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- ハイクリーンBL シリーズ
- 判定指示薬
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- ハイカラ―L
Problem
こんなお悩みありませんか?
よくお問い合わせいただく事例と、TOHZAIによる対応の一例をご紹介します。



01
ボイラの効率維持と省エネルギー対策を行いたい
ボイラの効率が低下する要因として、伝熱面にスケールが付着することが挙げられます。
スケールは、カルシウムやマグネシウムなどの硬度成分が熱交換部分で難溶性物質として析出することで形成されます。
これは、硬水軟化装置の再生不良、ボイラ缶水の過剰濃縮、水処理薬剤の濃度不足など、様々な要因で発生します。
スケールによる障害は、エネルギーコストやCO2排出が増加するだけでなく、ボイラの故障に繋がる恐れがあります。
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炉筒煙管ボイラ -
ボイラ缶内のスケール付着
スケールによる燃料使用量の増加率

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現場状況の把握
現場を訪問して、ボイラ内部状況を把握するとともに、水質や稼働状況などのボイラプラント全体のシステムフローを総合的に把握します。
対処方法が現場状況によって変わるため、問題を多角的に把握し、総合的に検討した上で、最適な処理改善をご提案します。 -
ボイラプラント全体を見通した水処理の提案※1
ボイラの機器効率を維持し、省エネを実現するためには、ボイラプラント全体における水処理の検討が重要となります。
TOHZAIでは蒸気発生ラインの水処理薬剤や、装置の選定を行い、プラント全体の水処理を改善し、エネルギーコスト削減に貢献します。
複合缶内処理剤と復水処理剤によるエネルギーコスト削減※1





02
小型貫流ボイラの安定した処理を行いたい
近年、低コストで設置ができ、ボイラ技師の免許や法定性能検査が不要な「小型貫流ボイラ」の普及が広がっています。
このボイラは起動時間が短く、高効率であるため、複数台を負荷に応じて調整して運転することで、省エネ効果が期待できます。
ただし、ボイラ内の水質が変動しやすく、スケール付着や腐食のリスクが高いため、水質管理が重要となります。
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小型貫流ボイラ -
水管部のスケール付着 -
水管部の腐食状況
-
現場状況の把握
水質状況や稼働状況、運転制御方式などを確認するほか、ファイバースコープでボイラ内部を定期的に観察し、現場状況の把握を行います。
現場状況に基づいて、最適な薬剤の選定や薬剤濃度の管理、トラブル発生を防ぐ運転制御の改善をご提案します。 -
小型貫流ボイラに適した水処理のご提案
TOHZAIでは小型貫流ボイラに対応した専用薬剤「レコアシストシリーズ」を取り揃えています。
特殊配合された分散性ポリマーを使用することで、高濃縮運転が可能となり、安全性と効率を維持しつつ、省エネにも貢献します。
ボイラ水処理に関する
お悩みはTOHZAI にお任せください
-
生蒸気を供給するため、
安全性の高い薬剤を使用したい -
ボイラ缶水で鉄が検出
されており、
腐食を抑制したい -
ボイラ缶内に付着したスケール
の
対処方法について相談したい -
水質状況や現場点検を
遠隔監視化したい
TOHZAIが選ばれ続ける理由
豊富な製品ラインアップとワンストップソリューションによる迅速な対応力で、
多くのお客様に選ばれ続けています。
お客様の現場を深く理解し、水質や現場状況に適した薬剤選定やラボ試験、
カスタマイズにも対応し、ニーズや課題に真摯に向き合います。
- 01
FDA認可品 等
様々なグレードに対応ニーズに対応する
製品ラインアップ - 02
省エネ・省コスト
設備延命にも繋がる処理提案
- 03
蓄積された技術
ノウハウによる課題解決力
- 04
全国サービス拠点
からの高品質なアフターサービス
関連製品
ボイラ水の水処理はTOHZAIにお任せください。
その他関連製品
- 複合缶内処理剤・清缶剤 ベスコンシリーズ
- 脱酸素剤 デオパックシリーズ
- 復水処理剤 デオックスシリーズ
- 樹脂洗浄剤 ハイクリーンBLシリーズ
- カートリッジ純水器 MCシリーズ
- 脱気装置 ディアレーター
- 硬水軟化装置 CLSシリーズ
- ボイラ水処理装置 連続ブロー装置
- ドレンフィルター カートリッジフィルターPHS
- 薬品注入装置 薬液タンク
- 薬品注入装置 薬品注入ポンプ
- 携帯型デジタル水質計 オンサイトラボ CL101

これまでに培ってきた水処理、メンテナンスなどに関する技術・ノウハウ・解析力で、
各種設備の最適化をサポートするアフターサービスの体制を整えています。
これまでに培ってきた水処理、
メンテナンスなどに関する技術・ノウハウ・解析力で、
各種設備の最適化をサポートする
アフターサービスの体制を整えています。

自社営業員による維持管理
経験豊富な営業員が現場を訪問し、水質状況の確認や現場機器のメンテナンスを行い、設備の維持管理をサポートします。
さらに、工業用内視鏡などの各種検証ツールやIoT技術を活用し、状況を把握します。

各種分析
グループ内には分析・試験機関が設置されており、各種水質分析、菌類検査、試料の定性分析などを実施することが可能です。
また、様々なラボ試験を行い、課題解決や最適な水処理のサポートを行います。

コンサルティング
ヒアリングや現場設備の調査を通じて、お客様が抱えている課題の顕在化を行います。
水質分析・各種解析データを基に、多角的な視点から課題解決や最適な水処理システムのご提案を行います。