貫流ボイラ

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見落としがちな新缶・長期停止期間の処理
新設や整備後のボイラの運転開始方法、ボイラの停止期間の処理に悩まれたご経験はありませんか? ボイラ内の状態説明と合わせて、障害防止に役立つ弊社の水処理をご紹介いたします。
新缶及び整備後の洗浄運転
良好な防食皮膜(小型貫流ボイラ)
新缶や整備後のボイラは何もしないまま運転を開始すると、缶壁の異常な侵食や腐食が集中的に生じることがあります。 原因は製作中に使用された、あるいは整備中に工具とともに缶内に持ち込まれた油脂類です。 対策として、一般的に油やその他の汚れを取り除くためソーダ煮と呼ばれる処理が行われています。 TOHZAIでも缶内の汚れを取り除き、その後の薬剤処理効果を最大限発揮させる初期処理をお薦めしています。
ベスコン・ニューベスコンシリーズを使用したTOHZAIのボイラ初期処理は、配合された還元剤、防食剤により、新缶の運転開始後の缶体還元効果を最大限発揮させます。 初期処理は行う系統や排水事情、工事を行う設備仕様や諸事情によって使用する薬剤や処理方法が異なりますので、詳細はご相談ください。
ボイラ長期停止期間の保缶方法
休止中のボイラ
休止中のボイラを放置していませんか? 運転中のボイラ管理は十分に実施されていても、休止中のボイラ管理はおろそかにされるケースがあります。 休止中のボイラ腐食は、ボイラ缶内に吸い込まれた空気と水によって引き起こされます。 休止期間中は運転時とは異なり、ボイラ缶内が負圧になるため、酸素を含んだ外気を取り込みやすくなります。 3~7日または1ヶ月以上の中期、長期の休転の場合、休転中の保存状態が原因で深刻な腐食を招くことがあるため、特に交互運転が行われるボイラでは注意が望まれます。
薬剤投入
一般的な保缶方法は、内部の水分を除去して乾燥状態に保つ乾燥保缶法と、保缶処理剤を添加して溶存酸素を除去した水を入れておく満水保缶法に分けられます。 TOHZAIの満水保缶は、ポリトーザイシリーズ・ニューベスコンシリーズ・デオパックシリーズを使用して長期停止期間のボイラ腐食を抑制します。 停止期間の長さやボイラの仕様・形状などによっても最適な保缶方法が異なります。 ボイラ停止時のお悩みはTOHZAIにご相談ください。
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