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発ガン性物質「トリハロメタン」


トリハロメタンは発ガン性があります

プール水中の有機物と塩素が結合して発生。

揮発しやすく、空気よりはるかに重いため、
プール水表面に滞留。

プールサイドにいる人すべてに
障害の危険性

トリハロメタンの発ガン性

遊泳中に呼吸や皮膚からの浸透によって容易に体内に吸収

体内に蓄積され、濃縮

体重1kgについてトリハロメタンの量が3mgを越えると、発ガン率が50%以上になることが示唆。

トリハロメタンと流産

妊娠3カ月以内の女性の流産の危険性

トリハロメタン非摂取            9.5%

トリハロメタン摂取(75 μg/L含有水) 15.7%

 (米国カリフォルニア州保健局調べ)

 トリハロメタンはプール水の塩素殺菌による副生成物として発生します。塩素自体は水中の細菌の発生増殖を防止する効果があるものの、塩素を添加したことによって有害なトリハロメタンが発生してしまうのです。

 トリハロメタンはプール水中の有機物の老廃物等に含まれるフミン質と塩素が結合して生成します。

 また、揮発しやすいのですが、空気の3倍以上重い気体であるため、換気等による除去が困難であり、プールの表面に漂います。

もっとも問題とされる点は、トリハロメタンは発がん性があり、また、人体への悪影響が多数報告されている点です。

 プール水中で生成されたトリハロメタンは揮発性が高いため、空気中に放出されます。空気と比較して非常に重いトリハロメタンは換気されにくく、プール表面に漂い、プール近くにいるすべての人に呼吸によって取り込まれます。
 従ってプールサイドにいる人はすべてトリハロメタンによる障害の危険性があります。 トリハロメタンの含まれたプール水に接触したり、プール表面より揮発してプール表面に漂うトリハロメタンを人が吸い込むと、トリハロメタンは人体に入り、腸壁から吸収されて脂肪の多いところに入り込みます。トリハロメタンは脂肪に溶けやすく、なかなか排泄されません。それらは体内に蓄積され、濃縮されていくのです。

 実験では、体重1Kgについてトリハロメタンの量が3mgを越えると、発ガン率が50%以上になるという結果がでています。

 また、カリフォルニア州保健局でトリハロメタンと流産の関係が調査されました。妊婦5,144人の記録を調べますと、トリハロメタン75μg/l含む水道水を飲む女性は、流産の危険性は、曝露が少なかった女性の9.5%と比較して、15.7%にのぼると算出されております。

 日本でも2001年7月の改正により基準値が0.2mg/Lと設定されました。しかし、揮発滞留性、皮膚吸収性等を考慮すると、飲料水よりも厳しい濃度管理が必要であると考えられます。ドイツのDIN基準では『0.02mg/L以下』とされております。


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