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濁りの除去はプールの基本です


   

透視度が低い原因

・水流分布が悪い

汚れたプール水が確実にろ過装置にて処理され、さらに塩素濃度が均一になるプール水の流れが得られることが必要です。

プール内であまり水が流れていない箇所(死水域)が存在しますと、汚れが蓄積し、雑菌が増殖してプールの清澄化を妨げます。

→ プールの循環方式

・ろ過装置能力不足

ろ過装置の目的は、プール水をろ過・殺菌した水で希釈して水質を維持することです。

当然、プールの規模、遊泳者に応じた、汚染にうち勝つだけのろ過装置の能力が必要です。一般的に、公共プールでは8ターン/日以上のターン数が必要であるとされています。

→ プール用ろ過装置

・逆洗不良

砂ろ過方式、珪藻土ろ過方式のろ過装置は、逆洗(ろ過装置内に蓄積した汚濁物を系外に排出する作業)が必要となります。

30〜40m/hのLV(線速度)にて運転されている一般的な砂ろ過装置では、逆洗行程8分以上、正洗行程2分以上の排水が必要であるとされています。

・不適切な凝集ろ過

ろ過装置単体では、プールにて発生する濁質を捕集できる割合は小さくなります。濁質を凝集剤にて大きな固まりにして(フロック化)、濁質の除去精度を向上させる必要があります。

一般に、ポリ塩化アルミニウム(PAC)、ポリ硫酸アルミニウム(硫酸ばんど)、高分子凝集剤が使用されます。使用される薬剤は、人体が直接触れ、また飲む可能性があるプールにて使用するものですので、食品添加物もしくは日本水道協会規格に準拠した薬剤であることが望ましいことは言うまでもありません。

プールの遊泳者数、ろ過装置の種類等により適切な注入量が存在します。注入量の不足は、凝集不良によってろ過精度が低下し、また注入量の過剰は、ろ過装置より処理した水とともに漏れだしてプールに達し、プールの中で凝集効果を発揮してプールが濁る原因となります。

凝集剤には適切な凝集効果を発揮するpH域が存在します。適切なpH管理はプールの清澄度を向上させます。

透視度が低いと遊泳者に不快感を与えます


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