「雨水の利用促進に関する法律(平成26年法律第17号)」が制定され、平成26年5月1日に施行されました。これに合わせて、国土交通省監修による「雨水利用・排水再利用設備計画基準:同解説」の改訂が平成28年3月に実施されました。これは、制定以来10年ぶりの改訂となります。トイレ洗浄水・散水用水・消防用水・冷却塔補給水など、雑用水として雨水を有効活用するには定められた水質基準を満たすための処理が必要となります。
弊社は雨水利用に欠かせない砂ろ過装置・消毒装置・流通型残留塩素計をはじめ、多くのアプリケーションをご用意しておりますので、雨水利用計画に際してはお気軽にご相談ください。
また、今回の改定にあたり、既存の雨水利用システムに対する維持管理の重要性も解説されております。雨水利用を既にご採用されており、水質検査やアフターメンテナンスなどでお困りの場合は、施設ごとに適切なコンサルティングが可能ですので、最寄りの弊社営業所へお問い合わせください。
サワフィルターCFP
ステリライザーSB(循環ポンプ付き)
表:雨水利用水の水質と検査頻度
遊離残留塩素 (結合残留塩素) | 給水栓の水で0.1mg/L以上 (0.4mg/L以上) | 7日以内に 1回 |
pH値 | 5.8~8.6 |
臭気 | 異常でないこと |
外観 | ほとんど無色透明であること |
大腸菌 | 検出されないこと | 2ヶ月以内に 1回 |
濁度 | 2度以下 |