冷凍機や冷温水機が更新されたとき、更新されたばかりの熱交換器銅チューブ表面の酸化状態は不均一で、初期腐食しやすい状況にあります。
本格的な運転前にも関わらず、銅チューブに初期腐食が発生していた事例も確認されています。
初期皮膜形成薬剤を用いて、銅チューブに防食皮膜を形成させる初期処理を実施する事が重要です。
【初期皮膜形成薬剤の特徴】
①
亜硝酸系・アゾール系防錆剤にて一定期間浸漬することにより、強固な防食皮膜を形成します。
②
チアゾリン系殺菌剤により有効成分濃度の低下を抑制します。
③
毒劇物・PRTR法に該当しません。