2009年7月発行の「トーザイプレスVol.124」に「バッチ式 亜臨界水処理装置 アクアイリュージョンＳＧ-2 完成」の掲載があったことを覚えて頂いておりますでしょうか？
その後、お使い頂いた多くの皆様から「新商品開発ができ、特許を申請した。」とご連絡を頂きました。
開発されました大学・企業様の掲載許可が頂けました範囲内で、「亜臨界水処理装置で何ができる？」の具体的な実例をここにご紹介させて頂きます。
〈実例①〉
焙煎工程を経て得られる食品の製造法を亜臨界水処理に変更することで焙煎工程を不要とする食品製造法。
例：
大麦（麦茶用エキス）、緑茶（焙じ茶用エキス）、生コーヒー豆、生ココア豆
〈実例②〉
有用成分の抽出でＮ－ヘキサンを利用していたものが、亜臨界水処理に代用することで安全性と経費削減をはかる製法。
例：
緑藻（ヘマトコッカス）からアスタキサンチンの抽出。
〈実例③〉
食品産業廃棄物を利用した食品成分の抽出利用。
例：
茶穀、生魚の廃棄部分、乾燥魚・鰹節などの未利用部、抽出残渣の利用
〈実例④〉
樹木や果実から有用成分を亜臨界水処理で直接抽出する技術を確立。
ハンノキ、センダン、ヤシャブシ、クロモジ、椿、梅、ミカン
抗インフルエンザ剤、消臭剤、抗菌剤、血糖値減少剤（糖尿病予防薬）、小動物忌避剤、制がん剤 等
亜臨界水処理装置のガイドブック※ を配布しております。ご希望の方は弊社担当営業所、又は本社技術部まで要請頂ければお送りさせて頂きます。
※ガイドブック12ページに、実例①～③の一例を紹介
アクアイリュージョンＳＧ－2