浴槽水(特に温泉水)の残留塩素測定器としてSBT法を採用したオンサイトラボは、
発売当初よりご好評いただいております。しかし、SBT方は未だ公定法ではないことから、
水道水の残留塩素測定には適用できませんでした。
今回、オンサイトラボの利便性を向上させる目的で、DPD法により測定機能を追加いたします。
水道水など公的な測定方法が必要な場合はDPD法を使用し、
温泉水などDPD法の適用が困難な場合はSBT法を使用できます。
それぞれ試薬を使い分けることで、目的に応じた測定方法が選択できるようになります。
【DPD法の問題点】
・中pH>8.6では発色しにくい
▼
低く測定される
・泉質によっては白濁が生じる
▼
測定不能
・結合塩素濃度の影響を受ける
▼
高く測定される
【特徴】
・
残留塩素濃度の測定にSBT法とDPD法を採用
・
試薬の交換で7項目の測定が可能
・
デジタル表示のための測定時間が短縮
【測定項目】
0.01~3.00 [mg/ℓ] | 0.01 [mg/ℓ] |
0.01~6.00 [mg/ℓ] | 0.01 [mg/ℓ] |
0.01~2.00 [mg/ℓ] | 0.01 [mg/ℓ] |
0.01~4.00 [mg/ℓ] | 0.01 [mg/ℓ] |
6.50~8.40 [―――] | 0.01 [―――] |
0.05~0.30 [mg/ℓ] | 0.01 [mg/ℓ] |