ボイラ薬注装置

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障害を未然に防ぐ+解消する
ボイラ缶内の腐食、給水配管の腐食、復水配管の腐食などにお悩みではありませんか? ボイラ水処理ではボイラ本体に次いで給水、復水配管の障害が多く発生するため、ボイラだけでなく給水ラインと復水ラインを含めたボイラプラント全体の水処理を総合的に行うことが不可欠です。 腐食障害の原因と合わせて、最適なボイラ水処理をご提案いたします。
缶内の腐食
鉄の腐食機構
一般的に、ボイラの水に起因する腐食要因は、pH、溶存酸素、炭酸ガス、金属酸化物や水中の腐食性イオンと言われています。 ボイラ缶内の腐食には、給水中の溶存酸素、鉄錆スラッジ堆積、ボイラの運転停止期間、缶水の水質バランスなど様々な要因が関与します。 ボイラ缶内を保護するためには給水の水質管理が重要です。
給水配管のピンホール
給水配管のピンホール
ボイラ給水は温度が低く、缶水と比較して溶存酸素が多く含まれるため腐食しやすい環境なのですが、給水ラインの腐食は見落とされがちです。 知らず知らずのうちに給水配管内で腐食が進行しているかもしれません。 給水ラインの腐食は、配管自体の腐食だけでなく鉄スラッジがボイラ缶内に持ち込まれることで、缶体の腐食も誘発させるおそれがあります。
復水配管の赤錆
復水配管の減肉
ボイラの蒸気は不純物が少ないため、鉄イオンや銅イオンが溶け込みやすく、また、熱交換して凝縮した復水は酸素や炭酸ガスが溶け込み、pHが低下することによって、配管の腐食を進行させます。 年に一度のボイラ性能検査の項目に蒸気ラインは含まれないため、管理者側の注意が必要です。復水ラインは、適切な薬剤処理で保護することができます。
ボイラプラントの腐食を防ぐには
お客様の設備を健全に保つため、TOHZAIはボイラプラント全体の水処理をご提案しています。 ニューベスコンシリーズとデオックスシリーズ・デオパックシリーズを併用することにより、以下を実現させます。
ボイラ内に強力で緻密なマグネタイト皮膜(不動態皮膜)を形成し、ボイラを保護
配合された2種類のタンニンにより、昇温前の溶存酸素が多く含まれる給水ラインの腐食を緩和
溶解した炭酸ガスを中和、金属表面に防食皮膜を形成し、復水ラインを保護
その他、ブロー管理や停止期間の管理など詳細はご相談ください。
ボイラ処理フロー
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